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2006年9月12日 (火)

さっき NHKのにんげんドキュメントが終わった。長野県の須坂高校の文化祭の話だ。半年かけて文化祭の4日間(すごい!長い!)のために大きな龍をパート毎に分けて生徒たちが製作する というものだ。

「夜のピクニック」をセブンアンドワイの読者書店で紹介する文に『こういう行事を設定してもらっている子供たちは幸せだ』と書いたおぼえがあるが 須坂高校の龍の建立を見て 日本中 至るところで こういう幸せな経験をさせてもらっている子供たちがいるのだなあ と思うと、「日本もまだまだ捨てたもんじゃない」と思えてくる。

しかし 問題は 川越高校のウォーターボーイズにしろ 須坂高校にしろ 夜のピクニックの高校にしろ そういうことをやっていてNHKに出てしまうような高校は どこも有数の進学校である、ということだ。頭の良い子供たちには 勉強以外の面でも、それだけのバイタリティも 創意工夫して成し遂げてしまうだけの精神的強さもあるわけなのだな。

確かに家庭教師で見ていても 勉強のできない子供って生気に乏しい。活力がない。立ち向かって行く強さなんて感じられない。悪いことは全部他人のせいにする。世の中 2極分化していると思う。

なにはともあれ「(作るのに)誰も手伝いに来てくれない」と言って泣いていたパート長の彼も その彼にじゅんじゅんと周りの人間の考えていることを伝えていた友達も 無事建立できて泣いた彼ら彼女らも 泣きながら解体していたみんなも 火矢を放って龍を燃やした弓道部員たちも 雨に打たれて泣いている彼女に法被を着せ掛けて立ち去る彼も みんなみんな ひとつ大人になれたね。幸せな経験をできた君たちにエールを送ろう。

今後の日本を象徴するような番組だと思った。やる気にあふれていて 場を与えられれば そこで力いっぱいがんばって結果を出す人間が支配者層になり やる気も活力もなく 何一つ自分の力でかちとろうとしない 自分の頭で考えようとしない者は被支配者層になる。2極分化している その片方を日常的に家庭教師として見ている身としては かなりつらい。先行き 須坂高校の生徒みたいな人たちが 家庭教師先で見ているような人間を 福祉の名の下に食わせて行かなければならないような社会にならなければよいが と思う。

蛇足だが やはり自分の子供たちには ふがいない人間にはなってほしくないと思った。

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