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2006年11月 7日 (火)

直訴

文部大臣の元へ いじめられて自殺を予定(?)している子供から大量の遺書が送り付けられて大騒ぎになっている。

これは「なんとかしてほしい!」「いじめられたくない!」「親や先生には言えないけど(チクリとか言われたくないから)誰かに、自分がいじめられていることを知って欲しい!」という血を吐くような叫びだと思う。他に言えるところが思いつかず、あるいは先生や親が信用されていないのか、「文部大臣に直訴しよう」と考えて あれだけたくさんの遺書を書いた子供のことを思うと涙が出てくる。

日本全国の“豊”“島”が付く地域の学校にお達しが出たようだが『該当する事実はない』という回答しかなかったようだ。これらの回答をした学校のうち いくつの学校が急遽 無記名でのいじめ調査アンケートをやっただろうか、と思う。ハッキリ言って どこの学校にもいじめはあると思う。問題は『該当する事実を学校(先生)が把握できていない』ことにあるのではないだろうか?決して『該当する事実がない』わけではないと思う。

[このまま変わらないようだったら11日(土)に学校で自殺する]と書いた子に このまま死んでほしくない。その子だけでなく もうこれ以上子供に自殺してほしくない。頼むから生きていてほしい。死ぬことではなく 生きることを考えてほしい。

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