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2007年8月 5日 (日)

団塊の世代って・・・

今日 売店で息子がレジに並んでいた時のことだ。

直列にレジが二つあって1列並びしていた。息子の後ろには50代後半か60台はじめくらいに見えるおじさんがふたり並んでいた。奥のレジが空いた途端に息子のすぐうしろのおじさんが突進して行った。するとすかざずそのうしろのおじさんがその後に続いたのだ。列の外で待っていた私が声を上げるヒマもなかった。1列並びのはずだろう!

息子の前の人がたくさん買っていて時間がかかったので手前のレジで息子のお会計が終わったのは奥のレジのそのふたりのおじさんが終わったあとになった。見ていて「おいおい」って感じだった。

博物館のレジの人はスーパーの人と違うから「お次にお待ちの方どうぞ」なんて言わないし、息子は子供で小さいから奥のレジが空いたのに気付かなかったとしても うしろのおじさんは何故そこでうちの息子に一言「奥が空いたよ」と声をかけなかったのだろうか。いい年した大人が(それも連続ふたりも!)子供を抜かして平気でいるって、子供に対してその程度のやさしさも持てないってどういうことだろう。

むやみに腹が立った。今はやりの「どんだけ~」の使い方がわからなかったが正に「どんだけ~!!」って叫びたい気持ちになった。こういう時に使えばいいんだな(そうなのか?よくわからん)。

2番目のおじさんのあとから階段を登りながら「ぼんやりしているから順番抜かされたりするのよ!」と大声で当り散らしてしまった。いや本当はおじさんにモンク言いたかったんだけどね。タイミング逃したら言えないからさ。おじさんはチラチラ振り返って見ていた。自覚してるんじゃん!それでなんでそういうことするか、と思ったらもっと腹が立ってさらに大声で当り散らしてしまった。すると娘が「おかあさん悪いのは○○じゃないよ。抜かしたあのおじさんが悪いんじゃない」と。よく言ったぞ 娘。それでさらに大声で「そうよね。悪いのは順番抜かしして平気な大人なのよね。君が悪いんじゃないのに怒って悪かったわ」と言ったら、おじさんは外に出てからもこちらをチラチラ見ながら非常に足早にほとんど走るようにして去って行ったのであった。

思い返せば あのおじさんふたりとも団塊の世代の人たちじゃないか。団塊の世代って人数が多くて生存競争が激しかったから他人や小さいもの弱いものに対する思いやりなんてものは持ち合わせていないのかもしれないと思った。悪いこととわかっていても我先に行ったものの勝ち、って生活をしてきたのかもしれないね。

でももうすぐ仕事の世界から離れるんだよ あんたたち。そんなんで仕事以外の世の中渡っていけると思ってたら大間違いだよ。世間からド顰蹙かって「他人を蹴散らして行くいやなじいさん」って思われて余生を過ごすのか?

余計なお世話だろうけど 少なくとも子供を蹴散らしていくのだけはやめてほしい。次世代を担う大事な人材なのだ。悪い影響を与えてほしくない。

あなたたちふたりのあとに並んでいた40台くらいの人はあなたたちに付いて行かずにちゃんと1列並びしていたのだよ。

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