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2008年2月24日 (日)

兎のダンス

という歌があるのをご存知だろうか?

今日の昼前、昼食を並べていたらTVでやっていたのだ。

娘(高1)が「私この歌初めて聞いた」と言うので夫とふたりで「エ~~」と言ってしまった。

「だって小学校では昔の歌とか教わらなかったもの」と言う。確かに幼稚園では“とんぼのメガネ”くらいは歌っていたが小学校では“ビリーブ”とかだったな~。

以前にもこのブログで書いたがうちの娘は“砂山”も知らなかった。“ふるさと”“たき火”は「知っているが歌ったことはない」“紅葉”は「全員合唱で歌ったから知っている」。“冬の星座”や“冬景色”は「知らない」。なんにも知らない。。。。

って どうよ!
格調高い昔の日本語に触れたことがない、ということじゃないか。古文を勉強したって大昔と今の間にあるものがスッパリ抜けてしまっているぞ。「文語調の歌は難しいから教科書から削る」というのは聞いたことがあったが こういうことだったか!メロディラインの美しさはどうなるんだ!「音楽」の教材だろ!

「狭霧消ゆる港江の~」って何てロマンチックなんだろうと思い、難しい言葉で歌うことで大人になった気分になれて、私はああいう時代の歌は好きであった。

息子の一番好きな歌は「空も飛べるはず」なのだと。

こうやって文科省が文化的な世代間の断絶を作っているのだと実感。これで「愛国心教育」をしよう、なんて無理な話だと思う。

だいたいが100人が100人とも「理解できるものだけ」を教えようという考えがダメの元。1000人のうち1人しか理解できなかったとしても残りの999人も「触れたことがある」ことに意義がある。その時理解できなかったとしても「ふれた」ことが何十年後かに意味のあるものになるかもしれない。それが「教養」になるのではないか。再び言うが「音楽」なのだぞ!「ふれる」機会すら奪っている文科省って何のためにあるのか。実社会で役に立たない実技教科ほど教養の基礎を作り人間性を育てるものではないのか?

って怒ったって無駄なのよね~。
小学唱歌集とか童謡歌集とか買ってしまおうかな?


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コメント

しおんさん ご賛同いただけてうれしいです。
たぶん今の若い親はなにも疑問にも思ってないのでしょうね。だって そういう曲が存在することすら知らなかったら「ない物」なわけだし。
でも私的には美しい日本語、と言うか含蓄のある言葉、というのは大事にして行きたいです。
「わからない言葉」はわかるように説明すればいいことで「消してしまう」のはいかがなものかと思いますね。

 土曜日にちょっとしたサロンコンサートで歌声喫茶風というのをやり、年配の方々と春にちなんだ歌をたくさん歌いました。みなさん、楽しそうに立派な歌声を聞かせてくださいました。声楽専攻で中学校・高校でも音楽を教えている人が仕切ってくれましたが、その方が、「『早春賦』は学校でも教えてますが、楽譜に書いてあるひらがなの歌詞を『先生、はる、はなのみの、って何ですか?』って聞かれます。」と話していました。『早春賦』も『花』も『おぼろ月夜』も、子どもたちは歌詞の意味がわからない!こんなことで、日本の将来はあるんだろうか?と、私も思います。

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