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2010年9月19日 (日)

大内宿-2

朝9時過ぎでも有料駐車場は第1第2がいっぱいで第3駐車場になった。バスもたくさん来ている。

駐車場からは徒歩5分程度。

蕎麦屋が開くのは10時と聞いていたが お土産屋はすでにやっているし蕎麦屋もお客さんが入っていたから早くに行っても閉まっているということはないようだ。

本陣あとの立派なお屋敷があり、突き当りの山の中腹には神社がある。そこまで登ると宿が一望のもとに見られるので絶好の写真スポット。

<蕎麦屋のおじさんの話>
・ずっと米を作っていた。減反で蕎麦を作るようになったが それはこの10年くらいのこと。うちは今は田んぼに湧水を張ってイワナの養殖をしている。だからうちで焼いて売っているイワナは自前。
・うちは建て替えたが保存地区だから元の作りと同じに建て直さなければならない と決まっている。だから新しいけど家の作りは昔と同じ。
・元々なんにもなかったところだけど30年くらい前に武蔵野美大の学生がひとりで来て2年くらい通い詰めて茅葺屋根のことを研究していた。工具等も自分で用意して茅葺の方法とか実際に作業したりしていた。その人が一人で国に掛け合って保存地域の認可を取って今のような大内宿にしたのだ。その人は今は武蔵野美大の教授になっていて学生を連れて時々来る。
・湧水は豊富な土地で 両側を流れている側溝の水も昔はみんな米を研いだり野菜を洗ったり生活に使っていた。今でも上の方の家では朝すごく早くに顔を洗ったり歯を磨いたりしている。昼間はどこもラムネ冷やすから使えないよね。

お土産屋さんの中には会津うるし塗りのお店や 会津木綿の小物や服を売っているお店もあり、焼き立てパン(くるみ 雑穀など)やスイーツのお店もある。

12時前に出たが 駐車場渋滞が会津西街道まで約4キロ続いていた。朝同じ頃に駐車場に入った人たちは同じ頃に帰るのが多くて どんどん出て行くのだが来る人の数の方が多いらしくて駐車場入り口から会津西街道まで延々と車がつながっていた。会津西街道から左折した途端に渋滞にはまった人は しまった と思っただろう。観光バスなんか予定狂いまくりだろうな。駐車場は誘導の人がたくさんいて空いた所にどんどん誘導してくれる。出る時に300円払う。

そういう状態なので「お昼に大内宿に行って お蕎麦食べましょ」というのはNG。お昼近くになるとお蕎麦屋さんにも行列ができていて1時間半待ちだったりするから すんなり入ってすんなり食べたかったら朝9時を目安に行き 早くにお蕎麦を食べてしまうべきである。

那須湯本から旧ボルケーノハイウェーから旧那須甲子有料道路(今はどちらも無料)を通って甲子温泉に出て左折 甲子トンネルを通って会津西街道に出るルートはオートバイのツーリングがたくさんいるので注意が必要。たぶん白河からまっすぐ上がって行くルートにもたくさんいると思う。途中きついカーブの続くワインディングのところはタイヤ痕がいっぱい。スピンターンの痕もあったからローリング族の練習場になっているらしい。夜は巻き添えの危険があるから通らない方がいいと思う。

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