「早急」のこと
今日の昼前 日テレのニュースでアナウンサーが「早急」をちゃんと「サッキュウ」と読んだ。
例によって本を読みながらだから耳が音をひろって 一瞬「おお」と思った。
「早急」をちゃんと「サッキュウ」と読むのを聞いたのはいつ以来のことだろうか
いつも「ソウキュウ」と言っているのしか聞いたおぼえがないような気がするが。NHKアナウンサーは「サッキュウ」と読んでいるのだろうか。
で 本を置いて広辞苑で確認
「さっきゅう」(ソウキュウとも)極めていそぐこと。至急。「ーに解決したい」
「そうきゅう」⇒「さっきゅう」
やっぱり元々正しい読み方は「サッキュウ」で良かったわけで「ソウキュウ」は近年になって使われるようになって一般化したもの、と捉えていいようだ。
一般的に「ソウキュウ」で通用しているのに目くじら立てて「サッキュウ」にこだわる必要はないだろうし(通じないかも)、主婦が日常生活で「サッキュウ」を使うことも まずない。
ただ遥か昔々、四谷大塚で
『「早急」は「サッキュウ」と読む。「ソウキュウ」は間違い』と しつこく教えられたのがトラウマになっているらしい中学受験では難漢字は嫌ってほど仕込まれるからね~
でも そうしたら 今テストで「ソウキュウ」と書いても○なんだろうか?
他の人は「ソウキュウ」をどう思っているのかネットで検索したらいっぱい出て来た。Yahoo知恵袋とかOKwaveとか個人ブログとかゾロゾロ。「サッキュウ」とくどく教わって「今はみんながソウキュウと言っている」ことに疑問を持つ人は私以外にもいたってこと
検索してる中で こんなのも見つけた「難漢字 読み方テスト」フラッシュカード形式でクリアするとレベルが上がる 面白い。
ついでに
NHKニュースの中で いつも違和感を持つ言葉がある=「等(など)」である。
これも四谷大塚で「人の名前のあとについた時は『ら』と読まなければいけない。物のあとの場合は『など』と読む」とうるさく言われた。でもNHKニュースでは必ず「誰それ、誰それ、誰それ『など』が・・・」と読む。「僕ら」「私ら」の「ら」なんだけどなあ。でも「あいつら」の「ら」でもあって蔑視の意味も持つ。皇族方には使えないから「など」で統一しているのかなあ?でもあの「など」は人間を物扱いしているみたいで もっと失礼な感じがして耳ざわり。だと思うのは私だけか?
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