キノコの山
ゆうべ夜中に出発して明け方那須に着いた。
明け方は寒い。
今日 昼間別荘地内で発見したキノコたちである。
まずは≪ナラタケモドキ≫
これは切り株に生えるキノコ。
~モドキという名前だが食用である。
油と相性が良くて炒め物に使える。
切り株に一挙に大発生する。そして雨にあたると溶けて黒くなってしまう。これが今日は道路沿いの切り株という切り株全部と言っても良いほど大量に一斉に大発生していた。食べごろのものがいっぱいあったが すぐに調理しないとヘロヘロになってしまうキノコなので見て楽しむだけにした。
次のは≪タマゴタケ≫
傘が開ききって割れているけど根元のタマゴがよくわかる。
色は毒々しいが食用である。
傘を刻んでおつゆに入れると非常においしい出汁が出る。
ふたつとも採って帰り夕飯のおつゆに入れていただいた。
ベニテングタケとは間違えないように注意しなければならないが 慣れれば見てすぐ違いがわかる。まず根元にタマゴが付いていること、次に傘の縁に上から見てもわかる筋が見えること、傘の裏側と柄が黄色。下の写真は開いたばかりのタマゴタケ。特徴がわかってもらえると思う。
これは≪テングタケ≫である。毒キノコの代表格として有名。
これはあっちにもこっちにも生えていた。
その中でも これは傘を開き始めたばかりでかわいらしい親子(?)だったので思わずパチリ。よくわからないかもしれないが傘にはボチボチがたくさんある。頭を出したばかりなので真っ白できれいだった。今日はベニテングタケは見当たらなかった。
こんなにたくさんのキノコを見たのは10年ぶりくらいではないだろうか。なにしろ生えている時に行き当たらなければ見られないものだから。時期によってベニテングタケばかりが目につく時もあるしチタケやナラタケが見られる時もある。食用キノコに行き当たっても食べごろのに当たる確率は低い。
図鑑でしか見たことのないキノコが生えているところを見つけると それが毒キノコであっても すごく感動する。これを見られただけでも那須に来て良かったと思う。
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