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2012年9月29日 (土)

言葉の定義

車の中で
何がキッカケかわからないが子供たちが「ひとでなし」と「ろくでなし」の違いについて言い始めた。

「似たようなもんじゃない」という娘に対して「いや全然違う」という息子。

「ドラマで人殺しをした犯人に向かって『このひとでなし!』って言うけど『このろくでなし!」とは言わない」と。フムフムいい所をついているじゃないか(笑)

「じゃ どういう時に『ろくでなし』って言うかな」と言ったら「仕事しないで酒飲んで妻子に乱暴するやつは『ろくでなし』だ」と言う。フムフム。

だから「人としてやってはいけないことをするのは『人間でない』から『人でなし』なんだ」と言う。

「じゃ 『ろくでなし』は?」と言ったら「ろくでもないことをする人が『ろくでなし』だ」と。

「ろくでもないことってどんなことかな?仕事しないで酒飲んで妻子に乱暴するのは人間としてやってはいけないことではないの?」と ちょっとかまってみた。

すると「妻子を殺してないからまだ『ろくでなし』だ」という。

「それでは人でなしとろくでなしのボーダーラインは人を殺したかどうか なのかな?」と言ったら「警察に捕まるような悪いことをしたら人でなしになるんだ」と言う。そりゃまた乱暴な(笑)『ろくでなし』がバージョンアップして『ひとでなし』になるのか?そりゃ違うだろう。

でも こりゃ面白いや で。
「酔っぱらって潰れて警察のトラ箱に入れられる人もいるよ」と言うと「トラ箱は保護でしょ。逮捕じゃないでしょ」フムフム知ってたかい。

で「強盗に入られて家族を守るために強盗を殺して警察に捕まった人も『人でなし』なのかな?」と振ってみたら「それは違う」と。なぜかと言うと「強盗が悪い人なのであって自己防衛で殺した人は悪くない」のだと言う。

ふたりでいろいろ言うから大盛り上がり。まだまだまだまだ続いて面白かったのだが割愛。

辞書によると
人でなし=[名・形動]人間らしい心を持たず、恩義や人情をわきまえないこと。また、その人や、そのさま。「―な(の)仕打ち」
碌でなし=なんの役にも立たない者。のらくら者。                「この-め」
なのであるが『ろくでなし』は“恩義や人情をわきまえない”者も含めて使われることも多いように思うから「似たようなもの」という娘もあながち責められないかな?でももう少し言葉について考えるようにしないと卒論困るぞ と思った。

息子なりの結論(?)
「入試でこういう問題が出たらちゃんと答えられるのにな~」であった(爆)

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