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2012年10月12日 (金)

いい感じ

今朝 駅でのできごと

あまり詳細に描写はできないが、かなり障害が重い若い女性が杖をついて歩いていた。杖1本で大丈夫なの?と言いたくなるくらいバランスを取るのが大変そうだった。1歩進むのに20秒くらいかかっていたのではないだろうか?

その女性がエレベーターでホームに下りて来て列の方へ行くのがまた大変で。途中で柱にすがってたりするのを見るとハラハラしてしまってつい手を出したくなる。
私だって抱えて行けそうなくらいとてもとても小柄でやせていたし。

でもガマンガマン。
一人で一所懸命がんばっているのだ。
助けを求められていないのに手出しするのは失礼というものだろう。

たぶん その場にいた人たちみんな そうだったのだろうと思う。直視するのは失礼だけど 気にかかるからなんとなくみんなの頭がこころもちそっち方向を向いている。気が付かないふりをして新聞読んでたおじさんだってちゃんとわかっていたようだし。私は列のうしろの方だったからつい目で追ってしまった。

ちょっと表現は違うかもしれないが その場には『緊張感』のようなものが感じられた。たぶん彼女が転んだりしたら
 その時こそ誰もが手助けをしただろうと思う。

電車がホームに入って来た時に私のとなりに来たおばさんは今にも何か言いたげに口を開いて 歩く彼女を見ていた。私と目が合ったら口を閉じたけど。たぶんあの人も彼女のために何かしてやりたかったのだろう。

隣の列で隣の車両になったため その後の展開は知らない。

どこまで行ったのかもわからないが、席を譲ってくれる人がいたかな?歩くだけでもバランスを崩しそうになっている人にとって電車の揺れは耐えられるものじゃない。思いやるなら そこから だよね。

本当にがんばってひとりで歩いていた姿は忘れられない。

彼女に「大変なのにひとりでお出かけするがんばりをみんなわかっているよ。言ってくれればみんないつでも手助けできるよ」と伝えたかった。

周りで余計な手出しをしないで見守っていた人たちにも感動。

あれだけ1歩を出すのが大変なのを見たら かなりの人が手を出すべきかどうかって迷うと思う。でも障害者の人たちに対しては『暖かい無関心が一番』だと 以前何かで読んだことがある。

今朝は空気が「いい感じ」だった。

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