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2012年11月 9日 (金)

奇跡の教室

文庫になったので ゆうべアマゾンで注文しようかと考え、いやいや明日仕事に行く時に買えば電車の中で読めると思い直し、しかし今朝 駅のBook Expressでは売り切れで 結局仕事が終わってから紀伊国屋に行って やっと手に入れた。小学館文庫である。

引き込まれるように読んでしまった。

息子の中学の国語の先生も1年分のプリントを全部まとめて表紙をつけて製本する、ということをやっているのだが それは橋本先生が「銀の匙」プリントを1年分ずつ各自に製本させていた ということかた来ているのだな きっととか新しい発見もあり。涙涙の章もあり。

こういうのを読むと「自分は現職の時に いったい何できていたのだろうか」と考えさせられる。いや比べること自体が僭越なんだけど。
 

とにかくすごい先生だと思う。
リソグラフもない時代に毎回の授業に大量のプリントってだけでもすごいのだが 何よりすごいのは「どんな人間になってほしいか」のビジョンがはっきりとあって ぶれがない。これが一番すごいところだと思う。

「高校受験がない6年間一貫教育だから」とか「授業内容に一切干渉されなかったから」とか いろいろ理由づけはできるだろうが、そうだったら誰にでもできるという授業ではないのだ。

休み時間、一緒に仕事している若い男の子に「仕事上がったら即紀伊国屋」と話したら「そんなに何を買いたいんですか」と聞かれ橋本先生の話をしたのだ。そうしたら彼は「前にTVでその人のことやってたのを見た」と言い「読んだら内容教えてください」と言うので「貸してやるから自分で読みな」と言ったのだ。彼はすぐに理解して「やっぱり人から聞くのだとその人のフィルター通してだから自分で読むのがいいですよね、読み終わったら貸してください」と言ってくれた。うんうん 自分でじっくり読んでほしい本である。

「銀の匙」は家にもあるのに橋本先生の脚注付き文庫まで つい買ってしまったのだった。「奇跡の教室」を読んでから「銀の匙」を読み直すと また新しい目が生まれそうである。

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