夏は戦争を考える
本日より息子の高校は二学期が始まり、「はだしのゲン」も決着ついたそうだし「風たちぬ」はいろいろケチつけられているし アメリカはシリアを爆撃しそうだし 夏休みは終わったが今日は戦争を考える日になった。
「はだしのゲン」については思う所が多々あるが ここでは書かないことにする。
アメリカのシリア爆撃について家族でニュースを見ていて話し合ったこと。
「なぜアメリカは戦争ばかりしているのに軍国主義だとか言われないで 日本は靖国参拝をするだけで軍国主義と言われるのか」
深い問題である。
ひとつにはアメリカの爆撃には世界に対する「大義名分」があるからなのだろう。それでも今回は非難されているが。イランイラク戦争の時は間違ったとはいえ『核爆弾』という「大義名分」があったし シリアは『化学兵器』という「大義名分」がある。もうひとつ「侵略戦争ではない」からという言い訳があるせいだろうか。という話になった。
「アメリカが勝手に『世界の警察』と言っているだけじゃないか。なぜそうなったのか」
これはモンロー主義から話をしなければならないが。まあ簡単に言っちゃえば力を握ったら使いたくなるのが人間の業というもので、力を持っていても使わないでいたら二番目三番目が伸して来るから ということにした。ということは「戦争は永遠になくならない」ということだ
「じゃあ日本は」と言われたら
これは難問である。資源の面では確実に下位に甘んじるしかないが 人間の質では確実に世界一だと誇って良いと思っている。これから大人になる人間にはその質を下げないように日本と日本人について考えて生きてほしいものだ としか言えない。
日本人は太平洋戦争以後、武器を使う戦争とは別のところで戦って来た。しかし この後もずっと戦争をやらずに済むかというと それは誰にもわからないことだから 話をする機会を持ちやすい夏休みに戦争について考えるのはムダではないと思っている。
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