書籍・雑誌

2015年4月30日 (木)

ロストケア

『ロストケア 葉真中 顕 光文社文庫』読了。

今まさに終末医療のごときものに足を踏み入れている身としては興味深いものであった(しゅうまつと入れたら”週末”と出た 確かに週末しかケアしてないけど・・・)。

在宅介護の大変さ。
うちの場合 とても在宅介護はできない。
通うにしても距離がありすぎて時間が取れない。たかが車で30分程度でも仕事をしながら毎日通うのは無理だ。

かといって うちに引き取ると言っても母は自分の家に居たがるだろうから来るとは言わないだろう。

病院での様子を見ても自分で料理して自分で着替えて自分でトイレやお風呂をできるような状態ではないから自立した生活はできない。とても退院できるようになるまで回復するとは思えない。

とすると ずっと病院に入れておくしかない?3カ月に一回ずつ転院しながら?

仕事仲間から情報を仕入れて「転院しなくて済む、ずっと死ぬまで置いておいてくれる病院」というのがあることも知った。

かわいそうだが そうなってしまうかもしれない。

私も弟も仕事をしなければ病院代だって出ないのだ。

この先 考えなければならないことは山ほどある。


2014年9月 9日 (火)

絶版本は図書館で

突然読みたくなった本があって。

それはそれは昔の本。

胡桃沢耕史の「天山を越えて」。

一時期「翔んでる~~」でもてはやされた作家だが亡くなって久しいためかブックオフにも胡桃沢耕史は一冊もない。

悶々としているうちに新田次郎の「八甲田山死の彷徨」も読みたくなってきた。

アマゾンで買うか~と思っていたのだが

まてよ。

うちの会社のビルの目の前には中央図書館があるではないか、と思いついたのであった。

図書館の本を読むのは嫌いなのだがこの際背に腹は代えられぬ。

なので

今日は早くに出て図書館まで上がってまっすぐ検索機へ。

あるではないか!

さすが図書館である。

貸出機にかけて2冊借りてルンルンで仕事に行った。

1時間休憩で読み始めたが今夜は寝られなくなるかも。


2014年7月17日 (木)

紙つなげ!彼らが本の紙を作っている

東日本大震災で被災した日本製紙石巻工場の再生のノンフィクションである。

私がノンフィクションを読むのは珍しいことなのだが、これはどうしても読みたくて買った。

理由は:本が好きだから  

というより“重症活字中毒患者”?
これはもう“金欠病”と並んで、私にとっては不治の病としか言えないものなのである。

紙の手触りも めくる喜びもよく知っているつもりだった。

しかし本の紙を作っている人たちがどんな思いで作っているのか、までは考えていなかった。

本を作っている人たちが どんなにこだわって紙を選んで(あるいはオリジナルを作って)いるのかも知らなかった。

製紙会社 というのは漠然と「紙を作っている会社」という認識しかしていなくて、当たり前のことだがその紙が本になっているわけなのだが。製紙会社ってただ「紙を作っている」のではなく「特定の本用の紙を作っている」所で、出版社は製紙会社の紙を買って本を作っているのではなく「自分の本用の紙を製紙会社に作らせている」ところだったのか、と遅ればせながら気が付いた。

文庫も
新潮社 講談社 小学館 集英社 角川 その他 文庫も会社それぞれ紙が違う活字ポイントが違うのはわかっていたが 各社(それも文庫本によって、作者によっても違う)のこだわりまではしらなかった。『角川オレンジ』とは。目からウロコみたいな話だった。思わず本棚から各社の文庫を取り出して見比べてしまったものだ。

酸性紙と中性紙、知識としては知っていたが 文庫でそれが切り替わったのが約20年前ということも知って 古い文庫を引っ張り出して見比べてしまったり。

本当に当たり前のことなのだが 書籍用紙 文庫用紙 コミック用紙 他にも教科書 図鑑 辞書 ノート コピー用紙それぞれ全部別物なのに それが当然のことのように思って 毎日無自覚に読んでいた。目が開く思いがした。

巻末に 本文:オペラクリーム、口絵:b7バルキー、カバー:オーロラコートとあり、それぞれ厚みが重量で表示されていた。読み終わってしみじみ触ってみた。


2014年7月 9日 (水)

自衛隊3部作

有川浩にはまっている。

「キケン」も「植物図鑑」もツボだった。

自衛隊3部作が文庫になり ますますツボにはまってしまった。

キツイ女とヘタレに見えてその実懐の深い男。
正しい大人たち、狡猾だけど浅知恵な子供たち。

「大人向けライトノベルを書きたかった」そうだが、まさしくこれは「大人向けライトノベル」。

「十二国記」も大人のライトノベルとしてはまったのが 今ではすっかりうちの子供のお気に入りの本になっているが、これももしかしたら・・・なのである。でもレンアイが絡むからどうかな~(笑)

「三匹のおっさん」と「図書館戦争」は読む気になれないのはなぜだろうね。


2013年12月17日 (火)

割れた本

本が割れるってヘンかもしれないが、本当に「割れた」としか言いようがない。

モノは京極夏彦の「鉄鼠の檻」講談社ノベルス版である。

なんか理屈っぽいのを読みたくなって引っ張り出したら途中で割れて背張りが破れてほとんど取れかかっていた。あまりの厚さに背貼りが耐えきれなかったらしい。カバーをかけたままで読んでいてもヨレっと落っこちる。

最初、製本テープで補強しようかと思ったのだが 考え直して割れて破れた所から切ってしまった。

よく見ると他にも三か所割れているところがあった。それで割れた所をパコっと開いてはカッターナイフで切り離し。

結局 内容と全く関係ない所で4つに分けてしまったわけだが。

これが思いの外快適だったのである。

カバンに入れて持って出るにも軽いし、片手で持って読めるし。京極堂の作品の中でも特にペダンティックな作品だから「禅」を考えつつじっくり読む。あまり急いで読みたくない本だから4分割しても全然OK。

不思議とページがバラバラになることもなく、端が丸まってしまうこともなく、4/4の部分に取りかかっているところ。1/4と4/4は表紙と裏表紙が付いているから丈夫みたい。

読み終わったらカバーでまとめて本棚に戻しておけば 外見にはわからないだろう(笑)。

そうやって読んでいたら子供たちが「本をそんな風にしちゃうなんてsign03」と非難して来た。

バカモノメ。ノベルスだけど、お前らの読んでる内容の薄いラノベとは違うんだよ。と思いつつ 昔 子供の時に北杜夫の本で読んだ(たぶん)お友達のエピソードを話してやった。

その友達はすごい勢いで本を山ほど読む人だったけど、古本屋で岩波文庫を買うと まずその場で表紙と裏表紙を破って取って、真ん中で半分に分けて破いて半分に折り曲げてズボンの右と左のポケットの中に突っ込むのだそうだ。「こうすると持ち運びやすい」というのが その理由で、読み終わると捨てるとのこと(だったような気がする)。

それを読んだ時は私だって「本をそんな風に扱うなんてsign03」とショックを受けたものである。

しかしはからずも講談社ノベルスが割れたために それを実践するような(いや 捨てないけど)ことになったわけで、なんとなくクスクスしてしまう。

カフェで そんな状態の本を読んでいるのを見たら「この人は何てことをやってんだeye」と思われるだろうなあ と思うとなんとなく面白いような気がして。

なんとなくわかったのは、本を半分に切って読み終わったら捨ててしまうというのは その人にとって大事なのは「本」ではなくて「内容」の方だったのだろう、ということ。その人にとって「本」はコンテンツ以外の何物でもなかったということだな。

そこまで達観できないが、今日も4/4を読んでいるcoldsweats01

2013年7月18日 (木)

金爆命(笑)

今朝のニュースで芥川賞と直木賞の作家さんが出ていて タミヤのTシャツを着ているので「お?」

テロップには「金爆命」とある(爆)

受賞インタビューの時に着て来てしまうんだから相当お好きなのだな~(温かい笑)もしかしてアキバの「オータムリーフ」にも行ったことあるんじゃないか?北海道のライブにも行ったのかな~?

お知らせを待っていた各社の担当さんもみんなでタミヤT着て待っていたらしい
(≧m≦)

受賞したら「キリちゃんのオールナイトニッポンに出られる」と担当さんに言われたそうで
ear。本当に出られたらうれしかろうね。ついでにキリちゃんからタミヤTもらえるかもしれないよ。タミヤTは「毎日新しいのをおろして着て捨てても2年以上着られる」くらいファンからもらったのがどっさり溜まっているらしいですぜ(爆)。

金爆好きの作家さんが書いた小説 買いましょう(笑)

ちなみに私が気に入っているのは「毒グモ女(萌え萌え編)Live at横浜アリーナ」と「もうバンドマンに恋なんてしない(pv)」であります。

付け足し:
新宿の会社にいた若い子が「友達に誘われて金爆のライブに行ったことある(高田馬場で毎月ライブやってた頃のことらしい)」のだが「ものすごく盛り上がって楽しい」のだと。「あれは特別好きでなくてもすごく楽しめます」とのことでした。私的にも「毒グモ女」はCDよりもライブ映像のがいい
kissmark 

2013年7月16日 (火)

便利な栞スワンタッチ

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ちょっとボケてしまったが、薄いプラスチック製の栞である。カクカクしたスワン型で胴体部分に貼ってはがせる両面テープが付いている。上の首の部分が本の天端から少し浮くくらいにして裏見返しに貼り付ける。

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くちばしの部分は最初のページに引っ掛ける。

すると くちばしの部分はそのままにページがめくれて そのまま閉じられるのだ。

かなり画期的な栞だと思う。

電車の中などで本を読むのに 栞をいちいちはずして裏表紙に挟み、閉じる時にその栞を取り出して挟んでから閉じる という手間がないscissors。読みかけをパタンと閉じるだけ。裏表紙にはさんでおいた栞が滑り落ちて行方不明になる心配もないok。寝ながら読んでいて寝てしまってもOKnotes

文庫だとくちばし部分が少しジャマになるが じきに慣れるし、ハードカバーなら全然気にならない。厚さ9センチの本まで大丈夫だそうだ。

ヒモ付き新潮文庫でさえも ヒモを後ろに回しておいてこれを使ってしまうくらい気に入っている(笑)

だいぶ前に 確かWBSで紹介されていたのを見ていたのだが、普通の本屋では売っていないので なかなか買う機会がなかった代物。紀伊国屋にもなかった。が、東急ハンズには売っていた(157円)。ロフトにも置いてあるかもしれないが。安いし何色もあったから色とりどり揃えるのもいいかも。

読書グッズの中でイチオシの逸品。


 

2013年7月 7日 (日)

小野不由美の新刊

夫と息子は那須の家、娘はバイト。
ひとり静かに家にいる。

花に水遣り カブトにエサやり。
洗濯はゆうべのうちに済んでいるし あとは夕飯を作るだけ。TVの音もなく静かである。

なので
小野不由美の新刊(新潮文庫 丕緒の鳥)をじっくり読んでいる。

Yomyomで読んでいたが、文庫でまとめて読めるのはうれしい。半分は書き下ろしだし。

スピンオフも十二国記の世界を味わえて面白いが、やっぱり長編書き下ろしが待ち遠しいな~。

2012年11月 9日 (金)

奇跡の教室

文庫になったので ゆうべアマゾンで注文しようかと考え、いやいや明日仕事に行く時に買えば電車の中で読めると思い直し、しかし今朝 駅のBook Expressでは売り切れで 結局仕事が終わってから紀伊国屋に行って やっと手に入れた。小学館文庫である。

引き込まれるように読んでしまった。

息子の中学の国語の先生も1年分のプリントを全部まとめて表紙をつけて製本する、ということをやっているのだが それは橋本先生が「銀の匙」プリントを1年分ずつ各自に製本させていた ということかた来ているのだな きっととか新しい発見もあり。涙涙の章もあり。

こういうのを読むと「自分は現職の時に いったい何できていたのだろうか」と考えさせられる。いや比べること自体が僭越なんだけど。
 

とにかくすごい先生だと思う。
リソグラフもない時代に毎回の授業に大量のプリントってだけでもすごいのだが 何よりすごいのは「どんな人間になってほしいか」のビジョンがはっきりとあって ぶれがない。これが一番すごいところだと思う。

「高校受験がない6年間一貫教育だから」とか「授業内容に一切干渉されなかったから」とか いろいろ理由づけはできるだろうが、そうだったら誰にでもできるという授業ではないのだ。

休み時間、一緒に仕事している若い男の子に「仕事上がったら即紀伊国屋」と話したら「そんなに何を買いたいんですか」と聞かれ橋本先生の話をしたのだ。そうしたら彼は「前にTVでその人のことやってたのを見た」と言い「読んだら内容教えてください」と言うので「貸してやるから自分で読みな」と言ったのだ。彼はすぐに理解して「やっぱり人から聞くのだとその人のフィルター通してだから自分で読むのがいいですよね、読み終わったら貸してください」と言ってくれた。うんうん 自分でじっくり読んでほしい本である。

「銀の匙」は家にもあるのに橋本先生の脚注付き文庫まで つい買ってしまったのだった。「奇跡の教室」を読んでから「銀の匙」を読み直すと また新しい目が生まれそうである。

2012年10月14日 (日)

読む時間がない!

宮部みゆきの「ソロモンの偽証」第3部が発売になった日に1~3までまとめて買って来た(続きを発売まで待つのはイヤだから全部出そろうのを待ってたのだよ)

他にジェフリーディーバーの文庫「ソウル・コレクター(上下)」も買ってある
(ハードカバーはウォッチメイカーまででやめたのでまだ読んでなかった)

なのに・
なのに・・
なのに・・・・・・・・・・
おいしそうな本がこれだけ積んであるのに
sad

先週は読んでいる時間がなかったdown

もちろん両方ともチョビチョビと読み進めているが。まとめてずっと本を読んでいる時間が取れないのだ。15分電車に乗っている間にチョビ、15分バスに乗っている間にチョビ、昼休みにチョビ、という具合で。

ただでさえ睡眠時間は3.4時間なのに これ以上削ったら生きてはいけない。。。。。仕事に差し支えたら困るから徹夜はできなかった。

「読む時間がない」って珍しいことである。
何があっても本は読む。
どんな隙間時間でも本は読む。
なのだが今週は忙しくて気力がもたなかったのかもしれない。というより隙間時間しかなかったわけか?今だって洗濯機を回している間にこれを書いているのだ。渋皮煮を作っている場合じゃないくらい忙しかったんだよ~。

そこで
今週は月曜しか仕事を入れなかったのだ。
火水は会社自体が休みになっているから。
金土はバザーだし木曜は少しゆっくりしたい。

読みたい本があるから仕事入れないってのもどうかと思うが・・・

よおし
rock月曜の夜から読めるぞ~~~~
徹夜しちゃるぞ~
happy01
なのだ。