書籍・雑誌

2009年10月31日 (土)

菊池寛と芥川

ここ何日か北村薫に凝っていた。

本屋で≪円紫さんと私≫シリーズを見つけてしまったからだ。1冊読んで次の日には全部買って来た。他の本は読んでいたが このシリーズは初めてだった。
この作については いろいろ考えたことが多すぎて書ききれないので割愛。

北村薫は女だと思っていた時期があって 母に「男だよ。春日部高校の先生」と聞いて驚いたことがあったっけ
(なんで知ってたんだ?)。

「六の宮の姫君」で全編菊池寛と芥川のことを読んでいて懐かしさがいっぱい。

「恩讐の彼方に」は子供の時に漫画で読んで 親に「すごく感動的なマンガなの」と泣きながらあらすじを説明したら「なんだ菊池寛じゃないか」と言われて愕然としたのをおぼえている
(楳図かずおの猫のたたりのマンガの時は「なんだ鍋島猫騒動じゃないか」と言われた。あの頃は「大人はなんでも知っている」と思っていたな)。

「恩讐の彼方に」は高校の教科書に載っていたし実際に『青の洞門』に行った時には感慨もひとしおであった。文庫を買って「俊寛」にも心を揺さぶられたのをおぼえている。しかし その文庫収録以外の作は読んだことがない。というより売ってなかった。

それに比べると芥川は文庫でまだまだ買える。
「奉教人の死」や「芋粥」は教科書にも載っていたようなおぼえがある(「鼻」だったかな~「蜘蛛の糸」は小学校の道徳で読んだ)。教科書に収録されている数では芥川龍之介の勝ち。だけど菊池寛のうまさって捨てがたいと思うな。

で今日は本屋を3軒回って「恩讐の彼方に」と「地獄変・偸盗(往生絵巻と六の宮の姫君が入っている)」を買って来た。実家に行けばあるんだけど本屋の方が近い。さすがにちくま文庫の芥川全集を置いている本屋はなかったが新潮文庫で何冊かはあった。菊池寛を手に入れられたのは3軒目だった。

新潮文庫偉いぞ。でもなんで菊池寛が新潮社?文春文庫は刊行が遅かったせいか?

今夜は読む本(というか おはなし?)がたくさんあってうれしい。どれから読もうかな。

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2009年9月 8日 (火)

Yonda?CLUB

新潮文庫の「Yonda?CLUB」

読み終わるたびに切り取って一枚ずつ貯めていく、というのは性に合わないので うちにある新潮文庫のカバーの角の三角はすべて無傷のままであった。

今読んでいる文庫にはさまっていた「Yonda?CLUB」の台紙を広げてもらえる品物をながめていて娘に何か欲しい物あるか聞いたら「これ欲しい」と言ったのが50冊でもらえるリストウォッチだったのでもらってやることにした。

「じゃあこれをもらおう」と言ったら
「50枚必要なんだよ。大丈夫?そんなにあるの?足りなかったら新潮文庫買いに行くの?」と娘。何を言いおるか。うちにいったい本が何冊あると思っておるのだ。

ということで、夕飯のあと1Fに置いてある本棚の中から新潮文庫を拾い出させた。

次々持ってくる文庫のカバーの角をチョッキンナチョッキンナと切っていった。50枚でやめちゃうとどれを切ったのかわからなくなってしまうから1Fに置いてある新潮文庫は全部探して持って来させた。新潮文庫はしおりのシッポが出ているから見つけやすい。

その結果は
79枚。

台紙ひとつと半分以上埋まった。

「2Fに置いてあるのを全部拾い出したら何百枚かになるだろう」と言ったら「じゃ それは明日やろう」と。冗談じゃないぞ。あれだけの本の中から新潮文庫を選んで、出したり運んだり元に戻したり 全部やってたら夜が明けてしまう。そういうのは日曜日に早起きして一日かけてやらなくちゃ終わらないよ。

で めでたく50枚貼り付けた台紙に住所氏名希望の商品他記入して封筒に入れ宛名書き。ミッフィーちゃんの丸い切手を貼ってポストに投函。

してから よくよく読んだら「商品の発送は申し込みから4か月後になります」と。そんなにかかるんだ~。注文生産なのか?忘れた頃にやってくるわけだな。しかし娘は今から「Yondaくんの腕時計がもらえる」と喜んでおる。

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2009年9月 3日 (木)

メディアスターは最後に笑う

文庫上下で出ている。
昨日買って来て一気読みしてしまった。

天才ピアニストが殺人の嫌疑をかけられてマスコミに追われて という話。

被害者のプライバシーも容疑者のプライバシーも踏みにじられる というのが良くわかる。かなり厳しいマスメディア批判になっているし、一般人というか世間というか『普通の人(それもたぶん正義感の強い“正しく生活している”と思っている)』の怖さも感じる。社会を見る目が厳しい。

演奏の内容の描写がすごい。
こんな演奏ができたらいいよね~なのだ。

ピアノを知らない人にも楽しめると思う。


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2008年8月29日 (金)

芸術新潮 フェルメール

芸術新潮は興味のあるものの時だけ時々買う だって高いんだもんで 買った芸術新潮は永久保存版で並べてあるのだ。時々引っ張り出して見るのも楽しい。

今月号はフェルメールだから買った。
夏休みだっていうのにフェルメール展を見に行けなかったから。12月までやっているから なんとか見に行きたいものだ。

高いと思って買うけど 買って読むと決して高くないだけのボリュームがあるのが芸術新潮なんだな。じっくり読んでいくのに適した雑誌だ。

ホルベインの絵の具のPRを見ると欲しくなるし知らない画家の小特集や展覧会の案内なんて面白くって困ったもんだ。

フェルメールの図版をつらつら見て(今まで有名なのしか知らなかったな)みて“ピンの深度が深い”ことに気づいた。背景の壁の絵にピンがキッチリ合っていて手前の主役であるはずの女性の顔がソフトフォーカスになっているではないか。それだけではなくて大道具のはずの物にピンが合っていたりする。ピンの焦点が複数ある。「ほお~」であった。しかし読んでいったらちゃんと『驚愕のピンぼけテクニック』という記事があった(ガックシ(-.-))。素人が気づくことにはとっくに玄人が気づいているわけだ当たり前か?。『カメラ(カメラオブスクラ)を使った?』という記事で「ああ~」と納得。すごいな。あなどれないぞ17世紀の画家。

ということで まだ読むところはいっぱいあるから しばらく楽しめる。

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2008年8月20日 (水)

フェルマーの最終定理

文庫で見つけたので買った。前から読みたかったのだ。

読んでみたが難しい高等数学などひとつもわからん。

でも証明にいたる3世紀の歴史が面白い。

日本人の「谷山=志村予想」がベースになって証明された というのは知っていたが それが戦後間もない頃のことだったとは知らなかったし谷山さんも志村さんも20代のことだったというのも知らなかった。谷山さんが31歳で自殺してしまっていたというのも知らなかった。

大学受験まで英語を教えていた生徒が一昨年 早稲田の数学科に入ったのだが「問題を解くのが好きで数学やっていたのに理論ばかりで面白くない」と言っていた。彼に「一生をかけても証明できないような命題を学問できるのは幸せだ」と言ってやりたい ような気になった。
果たして本当に幸せかどうかはわからないが。

コマ大の数学とは違う世界がここにある。

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2008年7月24日 (木)

ハリーポッター最終巻

買った。

読むのはお盆休みにしようと思っている。今野敏のハルキ文庫をまとめて8冊買ってあるから。ってお盆までもちそうもないのだが。

文教堂で買ったら初回限定特典のバッグをくれなかった。変だなと思って聞いたのだがお店の女の子が「予約の人だけです」と言うので帰って来た。

やっぱり変だなと思ってさっきHPを開いたら予約特典と初回限定特典は違うのだ。それでお店は12時までやっているから電話してみた。

やはりハリポタを買うと その初回限定特典の袋に入れてくれるのだそうだ。電話してみてわかった。「買った人にはハリポタのバッグに入れてお渡ししている」と言うので「予約の人だけです。と言われて普通の文教堂の袋に入れてくれた」と言ったら「わかるようにしておくからまた来てください。お渡しします」と。あのお店で買った人で、他にも初回限定特典のバッグをもらえなかった人がいるんじゃなかろうか?

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2008年7月14日 (月)

今野敏

少し前から今野敏の警察小説にはまっている。

特にお勧めは「STシリーズ」。面白い。

ガンガン読めてしまうから1日1冊のペースにするのが大変なくらい。仕事が終わった夜中に読むと夜更かし(というより夜明かしか?)の連続になってしまう。

講談社文庫は読み尽し、新潮社文庫も今読んでいるので終わり。あとは講談社ノベルスで出たばかりのを読むと終りになってしまう。

早く次のを出してほしい。

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2008年4月 4日 (金)

コマ大数学科特別集中講座

木曜の夜中に北野たけしがマス北野になってやっている番組「コマネチ大学数学科」の本。すごく説明的な文章になってしまった。。。。。。

日本数学会出版賞を受賞したのはしばらく前の新聞で読んで知っていた。

昨夜 読みかけだった森博嗣の文庫が読み終わりそうになってあせった「これを読み終わってしまったら明日は読む本がない!」。

それで急遽 Amazonで検索してお急ぎ便で取り寄せてしまった。高くついたがゆうべの夜中に発注して今日の夕方5時過ぎに届いた。

今日は午後から10時まで全部仕事が入っていたから本屋に行くとしたら夜中しかなかったのだ。am2:00までやっている本屋もあるんだけど そこは品揃えが?だから買いに行っても「コマ大・・・」が置いてあるかギモンだったのだ。えらいぞAmazon。

仕事が終わって読み始めたが 竹内先生との対談もあり 面白い。一気読みしてしまうのはもったいない気がしたので一休みして記事にすることにした。

読み終わったら また記事にするし、セブンアンドワイの読者書店で紹介するからそちらもよろしく。

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2008年2月 7日 (木)

書泉が・・・

なくなってしまった。

駅前にあった大型書店。書泉ブックドームがなくなってしまった。閉店したのは1/27なのだけど知ったのは2/4だった。「エ~~~!!」だった。

駅のデッキにつながっているビルに文教堂の大型店ができたせいか?しかし あの文教堂のところは車を止めておけないから駅前地下駐車場から歩かなければならない。書泉のそばには100円パーキングもあったから便利だったのに。

専門書の数も段違いだし 書泉がなくなってしまったのはものすごく残念だ。

サービスで入れてくれるしおりも楽しみだったし買った本を入れてくれる丈夫な袋だって使い回しがきくから好きだった。

今後は神保町まで行くかアキバに行くかしなければ あの袋としおりは手に入らないのだなあ。いや袋もしおりも大量にストックしてはいるけど。

専門書がほしい時は池袋のジュンク堂まで行かなければならない。痛手だ。

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2007年8月23日 (木)

楽園 宮部みゆき

発売になってすぐに買っておいた。

お盆休みに読むつもりだった。が「聖灰の暗号」(帚木蓬生変換に苦労した!著)を先に読んで ついでに松井今朝子の文庫を2冊、パトリシア コーンウェルの文庫などなどを先に読んでしまって まだ積んだままになっていたのだ。

今日 読み始めて挫折。「模倣犯」の登場人物 前畑滋子が主人公なのだが、彼女が「模倣犯」でどういう役割をしたのか忘れてしまっていて(あらすじはおぼえているが)「模倣犯」事件で受けた痛手がわからないので、書けなくなったフリーライターが事件から9年経って再び書き始めるために葛藤する(その状況がとてもしつこく書いてあるのだが)理由がわからなくて引っかかってしまったのだ。

で 今は「楽園」を中断して「模倣犯」を読んでいる。

「楽園」はそのあとのお楽しみ ということで。こういうことでもなければ「模倣犯」を読み返すことなんてなかったかもしれない。

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